サイト内検索
お知らせ
函南台風19号について
先日の台風19号により被災された方々には心からお見舞い申し上げます。 幸いにも当施設には被害はなく、入居者様の安全は確保できましたが、福祉避難所に指定されているとはいえ、狩野川支流の来光川が隣接しており、施設の周りでは冠水被害による通行止めや家屋・農作物の被害がありました。 町内のハザードマップ上では来光川が決壊した場合には施設周辺も4ｍ～6ｍの浸水が考えられています。今回の台風においては来光川の水位（蛇ケ橋付近）が避難判断水位810㎝（普段は水深80㎝程度の川・氾濫危険水位は845㎝）を超える寸前の795㎝で水位が止まりその後下がっていった経緯をたどっており、被害が何もなかったことは本当に運が良かっただけであると思わざるをえません。（水位ＤＡＴＡはサイポスレーダーより） 火災や地震と異なり、台風は通過予測が把握でき、移動避難にはある程度の時間があるため、まだ余裕のある時間帯から避難準備態勢に入ることが重要です。 福祉避難所の開設で問い合わせもあり数名をデイサービスで受け入れましたが、2階以下の利用者は、河川の水位の上昇状況によっては3階に避難する必要があり、このようなことを考えますと、命を守る行動として、自力で移動できる方におかれましては立地的に風水被害時は河川から離れた高台に前もって避難することを今後も強く意識したいところであります。 施設長